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<BACK ◇◆ 200号を迎え思う事 ◆◇     NEXT>

   僭越ですが、テニスのメモ帖200号を迎え、
  長い間お付き合い頂いた読者の皆様に心からのお礼を申しあげます。
  その中で特にご支援頂いた方を紹介させて頂きます。

   最初の方は、残念ながら故人になられました福田雅之助先生です。
  テニスへの思いは素晴らしいものがあり、
  尊敬できる大先輩で私のテニス人生のベースです。

   具体的な内容は、後半で詳しく記述いたします。
  テニスを始めて60年近くになりますが、いつも後輩へのメッセージの基盤となっていました。

   次は、テニス大好きな円法憲生さんです。
  何故か最初から気に入って頂き、拙文を上手くまとめて更に読みやすく、
  ホームページにお邪魔させて頂きました。感謝あるのみです。

   アドレスは、http://homepage3.nifty.com/bombz/index.html
  とても活力あるホームページです。
  メモ帖が創刊号から集約されて掲載されております。ご訪問ください。

   最後は、日大藤沢高校テニス部・渡辺伸雄顧問です。
  先生にも当初から、メモ帖のキーワードを部員へのメッセージとして利用頂いています。
  頭が下がる部員思いの先生です。

   アドレスは、http://www.nftc-o-wa.com/

  トップページにある顧問のコメントは素晴らしいです。
  部員を育てる方法に、これは目を見張る思いです。

   一方は、テニスを楽しんでいる熟年層のメンバーであり、
  他方は、これから花咲く思いを込めたメンバーと、それぞれの違いはありますが、
  その思いは同じです。

   さて、福田先生は、今更と思われるでしょうが、
  そこで、当時、先生が新聞へ総評された記事や、お手紙をそのまま披瀝し、
  テニスの基本は変わらないことを分かってください。

   内容は断片的になりますが、先生のコメントを集約したものですから、
  それはお許し頂いて、行間にあるものをじっくり読まれてプラスになればと思います。

   昭和30年代の全国高校庭球の総評から:

  「ロブの打ち合いを単純に続ける空虚なものは無くなった」
  「女子ではダブルスでネットに付くことが出来ない」
  「バックは上手くなったがフォアが弱くなった」
  「ダブルスはチームワークである」
  「技術の向上とともにコートマナーをもっとしっかり見につけて欲しい」

   同じく毎日庭球の総評です。

  「残念なのは、たとえ技術で負けても体力的には参るものかと言う気概すらない」
  「何度か相手にしているはずだが、あまりに無策で研究が足りない」
  「素質だけでは大選手にはならない」
  「それには馬鹿らしいと思われるほどの努力・練磨がいる」
  「テニス一筋に脇目も振らず精進してこそ素質が生きる」

   先生との出会いは、昭和28年入学してテニス部へ入部し、
  先輩が数人でコーチが無いため、旺文社の「硬式庭球」の著者が先生で、
  臆面も無く七つの質問をしたのがきっかけです。

   そのお手紙には、昭和28年6月24日の日付印が押されています。
  拙い初歩的な質問に、三枚の便箋に細かい字でびっしり書かれた内容は、
  確実にバックボーンとなりました。

   当時、受け取った手紙にどれほど感動したか分かりません。
  それが加齢と共に、自分が得た経験や知識を多くの後輩に聞いて欲しいと始めたのが、
  後輩や他校部員へのコーチでした。

   その内容はいまでも新鮮です。
  このメルマガ読者に読んで頂きたいと願って続けます。
  ぜひお読みください。その中で一つでも成程と思って頂ければ嬉しいです。

    ☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

   今日旺文社から回送されたお手紙拝見しました。
  テニスにご精進の由結構に存じます。
  益々研鑽ご努力他の人よりも余計に球を打つことをお勧めします。
  しかも「この一球」の精神を決して忘れないように

   左にご回答します。

  1)ストロークのドライブについて
    貴君は軟球から入られたらしいですが、軟球から入られた人の大欠点が二つあります。
    一つはリストをかぶせること
    二つめは球を下げて打つことです。
    貴君はイングリッシュグリップだと言われますが、
    このグリップは大体論から言ってドライブのグリップではなくスライスのものです。
    しかし、ラケットを立てて大V字を描くグリップでなければ
    ドライブを打てぬことはありません。
    貴君はきっとリストをかぶせているからドライブのいいのが打てないのでしょう。
    リストは後ろに引いたのを前に出すだけで決してかぶせてはいけません。
    かぶせないでフラット気味に打ってフォロースルーを長くすればドライブは打てます。
    ウエスターンがドライブにいいのはご存知でしょう。
    その反対のイングリッシュはスライスに向いているのです。
    只今の貴君の必要なことは(ドライブを打つに)
    軟球のように引っ掛けぬことではないでしょうか

  2)スライスが疲れてくると駄目だとはおかしいですね。
    大体ドライブは力が入りスライスは相手の球勢を利用するので疲れなく楽な筈です。
    これはスライスのせいではなくフォームが悪いのではありませんか、
    スライスは一番力が要らずスピードが出る打ち方であります。

  3)イングリッシュで球が体に近くてはいけません。
    最も体から球を離して打つグリップであります。
    打球点を前にするより体から離してもっと楽にラケットを振って打つように
    したらいいのではないでしょうか

  4)ボレーは曲げた肘を伸ばすことと肩を使うことです。
    一にこれはラケット面の角度です。
    これさえ出来れば楽にボレー出来ます。
    ローボレーはラケット面を上に向けることです。
    ボレーがカットのようになるのはバックスイングが短いからでしょう。
    特にローボレーなど上から短くてはカットになってしまいます。
    後ろへ長く引いて面を作り曲げた肘を伸ばしながら肩を使えばいいボレーが出来ます。

  5)壁打ちは腕が非常に疲れ、球が速く返ってくるので
    フォームがよく出来た上に練習した方がいいと思います。
    いいフォームが出来るまで一番いいのは打ち易い球を打って貰うことが
    最上の練習方法です。

  6)水泳をしたとて一向に差し支えないでしょう。

  7)サーブのとき真っ直ぐ球が飛ばないのは、
    球の横側を打つからです。球の上部から右側に掛けて打つようにしてください。
    一見すれば直ぐ直してあげられますが、紙上では難しいことです。

   郵便日付は、昭和30年10月5日となっております。
  これは日豪親善試合のローズウォールとホードについて書かれています。
  これは全文ではなく抜粋しています。いまでも充分に通用する内容です。

   二人ともテニスは巧い。見ていていかにも楽々と自然に見えるのは彼等が巧いからです。
  日本人のように重苦しいところがありません。
  これは動作が柔らかいということからくるのです。
  すべてのスポーツには先ず柔らか味が必要です。
  これが観衆を快くさせるのです。
  次いで全体としてのバランスが見事です。
  全体のために個々の動作がそれに没してしまうことです。
  足の動きがどうとか、手の振り方がどうとか考えずに水の流れるように動いている。
  個々の動きに拘泥していません。

   ☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

   福田先生のお考えは、上記の内容でお分かり頂けたと思いますが、
  テニスを愛し志すものに対しては、年齢の問題を度外視して指導する
  その徹底振りは素晴らしいと思います。

   私も微力ながら、福田先生のお考えをベースにして、
  少しでも私の経験が生かされるならという気持ちは、
  テニスのメモ帖から変わることはありません。

   201号から、どのような形になるか正直まとまっていません。
  しばらく時間を頂き、ゆっくり考えて見たいと思います。
  発表した内容でご納得頂ければ続けてご愛読お願いいたします。

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