ルールの基本
ルールは、ゲームの運営上必要不可欠のものであり、
これを充分に理解していないと満足なプレーの続行は出来ないと思います。
しかし、意外と知らないというか、関心が薄いのも事実です。
今回は初心者用ではなく、プレヤーであれば知っていて当然だが・・・・、
というレベルのものをピックアップしました。
読者で聊かでも興味をお持ちなら、ルールブックの正式版「コートの友」
を一度は読んでみてください。新しい発見があるかも知れません。
また、最近セルフジャッジ形式の試合が増えています。
基本的な問題は別にして判断するのはプレーヤーですから、
ルールは知らないでは済まされません。
さて、「コートの友」に記載されている規則は、
シングルス関連 「32」
ダブルス関連 「 8」
付則 「 2」 の「42」しかありません。
これに試合規則の追加で「セルフジャッジの規則」「審判員1名の規則」があります。
これは他の競技と比較しても多いとは思えません。
プレヤーには、先ずルールを教えましょう。
不思議なルール判断 (最近の試合から)
1)セルフジャッジのあり方
セルフジャッジは、
基本的に自分サイドのコートの判定について責任を
持たなければなりません。
ところが審判が1人ついた試合でもセルフジャッジと変わらない方法が
先日の試合では採用されていました。
その中で、自分がアウトと判断しプレーを止めたのに
オーバーコールがあり「イン」と判定されていました。
いまさらデッドになったボールはどうしようもなく、失点となったわけです。
勿論、自分のミスでオーバーコールされたのであれば致し方ないことです。
しかし、判断に苦しむ場合は審判もコールしないことになっているはずです。
矢鱈とオーバーコールは注意が必要と思われます。
それより審判がつくなら、なぜ審判にすべてのジャッジをさせないのでしょうね。
セルフジャッジを採用しなければならないほど、審判が信用できないのでしょうか?
私が現役の頃はすべて審判1名で実施していました。
「コートの友」でも、明確に審判1名の時のルールが規定されています。
これがどうしても理解できないのです。
私見ですが、セルフジャッジは不要だと思います。
プレーヤーは定められたルールの中で勝敗を争っています。
ジャッジがポイントの黒白を決めるものであるなら、
当事者間で判断させることは困難を生じ、皮肉な言い方が許されるなら、
選手の人格評価を試されているようにも思えますが?
しかし、どうしてこのようなジャッジ方法が採用されたのでしょうか?
それを知りたいですね。読者でご存知の方は、ぜひ教えてください。
2)コートチェンジの90秒
年配の方で学生時代にテニス経験がある場合、
この90秒は不思議な休憩タイムではないでしょうか?
一説によると、これはプロテニスをTVで放映するとき、
コマーシャルを挿入する時間として設定されたと聞いております。
(違っていたらご連絡ください)
プロのように休憩時間に何もかも用意されていれば良いですよ。
アマチュアは、猛暑の太陽の下でベンチに座わり後輩が先輩にバスタオルで扇いだり、
寒さの中折角温まった躯を冷やさないように、それでも震えている選手。
こうまでしてまでも90秒は必要なんでしょうか?
私が一番心配するのは、折角高めた集中力を元へ戻すことになったら・・・・
全く無駄と思います。
「コートの友」の(規則 30)には、以下のように記載されています。
"プレーは、最初のサービスから試合終了まで、連続的に行うものとする"
これが、テニスルールの大原則ではないのでしょうか。
審判について
最近の試合で気づくことは審判の拙劣さです。
問題点は、いま目の前で闘っている選手の、
勝敗を決する判定を任されているという緊張感が足りません。
選手は必死で闘っているのですから、
同じように神経をすり減らす気持で判定をしなければならないのです。
また、審判台に立ち上がっているケースがあります。
審判台は座っての高さがボールの判定に一番良いとして作られたものです。
そこから立ち上がるのは更に良く見えるという思いでしょうが、
逆にボールからは目線が離れ、細かい判定は更に困難となります。
次にルールを知りません。特に大会で決められた細則の無視が多いように思われます。
役員も選手も審判の重要さをもう少し認識して欲しいです。大げさに言えば、
選手の生殺与奪権を握っていることを決して忘れてはいけないと思います。
ひとつの例として顕著なケースは、
サービスにおいて「フットフォルト」を殆どコールしません。
これはサーバーの優位さを更に助長させるだけで、メリットは全くありません。
ちなみに、このフットフォールトは、
サービスにおいて軸足が移動する癖のために多発していると思われます。
シングルステックの設置とストラップの高さ確認
試合で考えられないことが起きています。
先日も大会に出掛けた私は、シングルステックを装着しないまま、
シングルスを行っていた場面に遭遇しました。
その会場は大会の一部分でしたから、他の会場の状態は確認していません。
無責任に全ての会場かどうかは言い切れません。
しかし、シングルステックを、未装着のままプレーを続行させた運営責任者は、
どのような考え方なんでしょうか?これは大変なミスです。
それに従う選手も真剣さが不足していると思われます。
これは例外中の例外と思いたいのですが、
他にネット・センターの高さ確認がなされないことには驚かされます。
一番大切なネットの高さを選手がなぜ試合前に確認をしないのでしょう。
試合がルールに則り実施されるためには不可欠の行為であると思いますが
如何でしょうか?
これらは、最初のゲームが終わって、次ぎのゲームに入る場合も同じでした。
別にルールや細かい状況に目配りをして、嫌味なことを言いたい訳ではありません。
試合に臨んで、周囲の環境を完全なものにすることで、
素晴らしいプレ−が生まれるのではないでしょうか?
そのためのチェックは充分にして欲しいと思っています。
◇◆<こんなルール ご存知ですか> ◆◇
日本テニス協会発刊の「コートの友」から、
テニス・ルールで気になる部分を集めてみました。
知っていれば若干試合運びが有利かな・・・・という程度でしょうか?
なお、条文に付いては抜粋であることをご認識ください。
詳細について知りたい場合は、別途「コーとの友」でご検討ください。
◆<テニス規則 抜粋>◆
◆<規則 2>◆ パーマネント・フイクスチェア
1)ネット
2)ポスト
3)シングルス・スティック
4)コード
5)ストラップおよびバンド
6)コート周辺のパックおよびサイドストップ
7)スタンド
8)コート周辺の固定または可動のいす、それに座っている人々、
9)コートの周辺および上部にある他のすべての施設、
10)アンパイア
11)ネット・アンパイア
12)ラインアンパイア
13)ボールバーソンおよぴスコアバーソンを含む。
◆<規則 6>◆ エンドおよびサービスの選択
1)「トス」に勝ったプレーヤーは次ぎのいずれかを自分で選ぶか、
または相手方に選ばせることが出来る。
(1)サーバーかレシーバーになる権利。
この場合相手方のプレーヤ−はエンドを選ぶ
(2)いずれかのエンドを取る。
この場合相手方のプレーヤーはサーバーかレシーブーになる権利を選ぶ。
◆<規則 8>◆ フットフォールト
1)フットフォールトのコールは、サービスが終了した瞬間に行う。
◆<規則 12>◆ サーブするとき
1)サーバーはレシーバーが用意するまでサーブしてはならない。
2)もしレシーバーがサービスを返球しようとした場合は、用意ができていたものとみなす。
3)しかしレシーバーが「ノット・レディ」を表明した場合には、
そのサービスが所定の場所に入らなくても、
それを理由にそのサービスがフォールトであると主張することはできない。
4)レシーバーが「ノット・レディ」をコールして返球した場合はノット・レディである。
◆<規則 20>◆ プレーヤーの失点 (プレーヤーは次の場合失点する)
1)インプレーのボールを故意にラケットで運び、もしくは止め、
または故意にラケットで2度以上触れたとき。
一つのスイングの中で偶然になされた2度打ちは該当しない
2)いかなる場合でも、ポールがインプレーの間、プレーヤーまたはそのラケット
(手に持っていようがいまい)が、その衣服もしくは持物が、ネット、ポスト、
シングルス、スティック、コード、ストラップ、バンド
または相手方のコート内の地面に触れたとき。
インプレー中、ラケットにつけた振動防止装置が外れて、ネット等に触れたら、
そのプレーヤーは失点する。これらの装置はラケットの一部とみなされる。
3)インプレーのポールが手に持っているラケットを除きプレーヤーまたは
その着衣もしくは持物に当たったとき。インプレー中、プレーヤーの着衣、
持ち物が相手方のコート内の地面(ラインを含む)に落ちたときは、
この条項が適用される。
インプレー中、かぶっていた帽子が風に飛ばされ、
それが地面に落ちる前にネットに触れたり、相手側のコートに落ちた場合は、
そのプレーヤーの失点となる。
◆<規則 23>◆ パーマネント・フイクスチュアに触れたボール
1)インプレーのポールが地面に落ちたあとパーマネント・フイクスチェア
(ただし、ネット、ポスト、シングルス・スティック、コード、ストラップまたはバンドを除く)
に当たった場合は、これを打ったプレーヤーが得点し、
もし、ボールが地面に落ちるまえに当たった場合は、相手方が得点する。
◆<規則 24>◆ 有効返球 (次の返球は有効である)
1)ボールがネット、ポスト、シングルス・スティック、コード、ストラップ
またはバンドに触れたとしても、それらを越えて正しく相手方のコートに入ったとき。
2)サーブされまたは返球されたボールが相手方のコートに入り、跳ね返り、
または風に吹かれてネットを越して戻ったが、それを打つ順番のプレーヤーが、
ネット越しに身体を伸ばしてこのボールを打ち、正しく返球したとき。
3)ボールがポストもしくはシングルス・スティックの外側をネットの高さと平行線の上
または下を飛び、またはそのポールがポストもしくはシングルス・スティックに触れた
としても、正しいコート内に落ちたとき。
4)プレーヤーが返球したあと、そのラケットがフォロースルーでネットを越したとしても、
そのボールが打球される前にネットを越えており、かつ、その返球が正しくなされたとき。
5)コート内にあった他のポールに、
サーブされたボールまたはインプレーのボールが当たっても返球しえたとき、これは
ポイントが始まったとき、既にボールがコート上にあった場合を想定しているもので、
インプレーのボールが、転がっているかまたは静止している他のボールに
当たった場合、それがポイントの始まったあとで、
よそから進入してきたものであればレットがコールされる
◆<規則 25>◆ 妨 害
1)プレーヤーが不可抗力によって打球を妨げられた場合は、レットがコールされる。
ただし、コートのパーマネント・フイクスチェアによる妨害、
または規則21に規定された場合はこの限りでない。
2)観客のたてる騒音(昔もしくは声)はプレーヤーへの妨害要因にはならない。
例えば、観客の「アウト(もしくはフォールト)」の声でプレーを止めたら、
そのプレーヤーは失点となる。しかし、
こういった事態が再発しないよう、審判はなんらかの措置を講じなければならない。
ここでいう観客とは、コート外の見物人だけでなく、自分がプレーしているコートの
ボールバーソンやスコアバーソン、隣のコートにいるすべての人を含む。
3)インプレー中、よそからボール等がプレーゾーンに入ってきた場合、
プレー続行にさしさわりがあると判断したアンパイアもしくはプレーヤーは、
インプレー中なら、いっでもレットをコールしてよい。
◆<規則 30>◆ 連続的プレーおよび休憩
1)プレーは、最初のサービスから試合終了まで、連続的に行う
2)エンドを交代する場合、ゲームの終わりで、ポールがアウト・オプ・プレーになった
瞬間から、次のゲームの第1ポイントのポールを打つまでの時間は、
1分30秒を超過してはならない。
5)プレーヤーは、自分の体力、呼吸または体調を回復させようとして、
決してプレーを中断し、遅延し、または妨害してはならない。
しかし、事故によるけがの場合、
アンパイアは、そのけがのために、一回に限り3分のサスペンションを許してもいい
6)日本国内で行われるトーナメントについて、
ボイント間(1つのポイントがアウトオププレーになった瞬間から、
次ぎのポイントのポールを打っまで〉の時間を20秒と規定する。
ただし、プレーヤーは、この20秒を休憩の権利として行使することは許されず、
意識してポイントごとに20秒を使うプレーヤーは、
「連続的プレーの違反」として罰則の対象となる。
◆<規則 31>◆ コーチング
1)チーム対抗戦の競技中、ゲーム終了時のエンド交代の時に限り、
プレーヤーはコート内にいるキャプテンからコーチングを受けることが出来る。
ただし、タイブレークゲーム中のエンド交代時を除く。
2)その他のいかなる試合においても、プレヤーは競技中コーチングを受けてはならない。
◆<規則 35>◆ サービスの順序
1)サービスの順序は、
各セットの第一ゲームにサービスする組は、いずれのパートナーがサーブするかを
決め、相手の組は第二ゲームにおいて同様に取り決めをする。
2)サーバーの順番は、そのセットのタイブレークゲームでの順番となる。
◆<規則 36>◆ レシーバーの順序
1)レシーバーの順序は、
各セットの第一ゲームにレシーブする組は、いずれのパートナーがレシーブするかを
決め、相手の組は第二ゲームにおいて同様に取り決めをする。
◆<付 2>◆ ややこしい問題
1)第2サービスの時サーバーが空中にボールをトスし、それを打とうとしたとき、
ラインアンパイアが「フットフオルト」をコールしたため、
サーバーはポールをラケットで打たずに手でつかんでしまう。
答:ラインアンパイアは「コレクション」とコールしなければならない。
ボールが打たれなかったのなら、あるいは打たれようとしなかったのなら、
フォールトも何もあるはずがない。
そしてアンパイアはプレーヤーにファースト・サービスをするよう告げるべきである。
2)第1サービスはフォールトで、サーバーは第2サービスを始めようとしている。
このとき他のボールがコートの方へ転がってきたため、
あるいは何か他の妨害のおそれがあるため、
アンパイアが「waitplease」(待って下さい)とコールする。
答:プレーヤーがこの妨害により第2サービスのリズムを壊されたと認められる場合、
コート内に侵入してきたボールがサーバーの第1サービスに用いたポールではなく、
他のコートから来たものであるならば、アンパイアはレットをコールして、
サーバーに2個のサービスを与えるべきである。
3)混合ダブルスで、第2セット開始の時男子プレーヤーがまえのセットの最後のサーバー
であったにもかかわらず、またサーブを行うとする。相手チームは
元のローテーションを保ち、女性が最初にサーブすべきであると主張する。
答:ダブルスの試合では、セットが変わればパートナー同士のサービスや
レシーブの順序を変更することは自由である。
◆<トーナメント諸規則>◆ セルフ・ジャッジ試合規則
1)トーナメント主催者の義務
・コートレフェリーの設置
トーナメント主催者は、適当数のコートレフェリーを置かねばならない。
最低2コート、最大4コートに1名のコートレフェリーが望ましい。
・コートレフェリーの権限と責任
コートレフェリーは、レフェリーに代わって次の作業を遂行する権限と責任を有する。
(1)不正確な判定をオーバールールする。
(2)コールが正しく、大きな声で、また明確なジェスチュアでなされているかを監視する。
(3)フットフォールトをコールする。
2)選手の義務
・試合のまえに
(1)「ネットの高さ」「シングルス・スティック」等、
コートが試合に適しているかどうかをチェックする。
(2)ウォームアップのまえに、トスをする。
・判定とコール
(1)ネットより自分の側に関する判定は、全て自分の責任である。
(2)自分で判定できなかったときは、そのボールはグッドである。
相手のそのアドバイスは最終となる。決して観客の助けを借りてはならない。
(3)判定とコール(「アウト」「フォールト」等)は、
瞬間的に、大きな声と明確なハンドシグナルで行わなければならない。
ダブルスの時の判定とコールは、ペアのいずれか一方が行えば、
それが最終となる。
(4)「明確なジェスチュア」とは、片方の手を大きく上へあげるものとする。
3)カウントのアナウンス→サーバーの義務
(1)新しいポイント、新しいゲーム、新しいセットの始まるまえには、サーバーは、
かならず、レシーバーに聞こえるように大きな声で、
カウントをアナウンスしなければならない。
(2)レシーバーは、サーバーのカウントアナウンスに対して、同意を示すために、
声(「0K」「ハイ」等)またはジェスチュア(「大きくうなづく」「手をあげる」等)によって、
合図をサーバーに対して送らねばならない。
サーバーのアナウンスのあと、レシーバーがサーバーに対して何の合図もなしに、
サービスに対する返球の構えに入ったら、
レシーバーは、サーバーのそのカウントアナウンスを認めたものとみなす。
4)サービスのレット
(1)レシーバー(ダブルスの場合、そのパートナーも含む)のみがレットをコールでき、
サーバーにはその権利はない。
誤ってサーバー(ダブルスの場合、いずれかのプレーヤー)がサービスレットを
コールした場合は、サーバーの失点となる。
ただし、サーバーが誤ってサービスレットをコールしても、
レシーバーがそれを認めればサービスレットは成立する。
5)フットフォールト
(1)レシーバーから見て、どう見てもサーバーがフットフォールトを犯していると
判断したときは、
すみやかにレフェリーまたはコートレフェリー)を呼び、事情を説明して、
善処してもらうことができる。
◆<トーナメント諸規則>◆ アンパイアが1人だけの試合規則
(Solo Chair−Umpire SCU)
1)アンパイアが1人だけで、ラインアンパイアのつかない試合における手順は、
次のとおりとする。
2)プレーヤーは、ネットの自分の側のラインコールについて責任を持たなければならない。
これは、ボールのアウト・インの判定について、
プレーヤーがセルフ・ジャッジするということを意味している。
3)プレーヤーが確かなコールをできないボールは、グッドとみなされなければならない。
また、プレーヤーがコールのとき、ボールがインだったかアウトだったかを決めるのに
SCUからの「助け」を求めることはできない。
4)プレーヤーの判定が明らかに間違いであるとSCUが判断したときは、
SCUはその判定を変更することができる。
(1)「アウト」または「フォールト」のコールをSCUにオーバールールされたとき、
ボールを返球したかどうかに関係なく、そのプレーヤーは失点する。
(2)明らかにアウトのボールをプレーしたとき、
SCUは「アウト(またはフォールト)」をコールする。
(3)際どい判定で、オーバールールするには不適当と思われるときは、
判定をそのままにする。
5)ラインコールは、直ちに行わなければならず、「アウト」がコールされるまでは、
ボールはアウトとはみなされない。
有効なアウトコールは、瞬間的になされるべきである。
他のあらゆる点でSCUは伝統的審判手順に従って試合を管理しなければならない。
6)ネット(サーブされたボールが、ネット、ストラップまたはバンドに触れて、
それらを越えたときのコール)、明らかなフットフォールト、ノットアップ、ネットタッチ、
またはその他のファウル・ショットもしくはポイントペナルティのコールをすること。
7)インプレーになったあと、プレーヤーが声を発することができるのは、ラインジャッジに
関する「フォールト」「アウト」および「レット(サービスの)」の3つだけである。
8)サーブされたボールがネット、ストラップまたはバンドに触れたあと
それらを越えたとSCUが確認したとき、SCUはただちに「ネット」とコールする。
そのあと、レシーバーが「フォールト」または「レット(サービスの)」のコールを行う。
9)よくあるまちがいは、「サービスレット」のコールである。セルフジャッジの試合では、
「サービスレット」のコールは無条件にレシーバーが行うことになっているので、
その癖が出てSCUシステムの試合の際にも、SCUが「ネット」とコールしないのに、
つい「レット」とレシーバー側がコールしてしまうことがあるが、
SCUが「ネット」をコールしない限り、「サービスレット」は起こり得ない。
テニス・ルールを調べていましたら、掲載については「審友会HP」からと表現すれば
OKですとありましたので、その中から「Q&A」をご披露させて頂きます。
Q1:ダブルスにおけるサービスのアウト/インの判定で、直接のレシーバーしか
できないのですか?パートナーもできるはずですが?
A :ダブルスのときの判定とコールは、ペアのいずれか一方が行えばそれが最終となる。
ただし、ペアの一方が「アウト」か「フォールト」とコールしたが、
そのパートナーが「グッド」とした場合そのペアは失点するとあり、
レシーバーのパートナーもアウト/インの判定ができます。
Q2:ラケットを持っている手にボールが当たったら失点ですか?
うまく返球できれば有効だと思うのですが。
A :ラケットを持っている手は、手首より先でもラケットとは見なされませんから、
それにボールが当たれば失点します。
Q3:ネット際のボールを追ってリターンし、勢いあまり相手コートサイドまで
踏み込んだら「失点」だと言われました。
A :インプレー中でも相手コート内(ラリーのボールがインとなるラインによって
囲まれたコート)に入らなければ失点にはなりません。
相手コートエンド(ネットの仮想延長線を挟んだ相手側)に入れないのは、
サービスの時だけ。インプレーとなったら相手の打球を妨害しなければ、
相手コートサイドに踏み込んでも失点にはなりません。
Q4:ファーストサーブがネットし、ボールがサーブ側コートに転がったまま
セカンドサーブを打ちインプレーになりました。
a)インプレー中、風などでネット等のパーマネント・フィックスチェアにふれた
場合、どうなりますか。
b)そのボールがどこにもふれずに相手コートに転がっていってレシーバー側の
人が拾った場合と蹴ってネットにふれた場合どうなりますか。
A :a)フォールトとなってコート上に転がっているボールは石ころと同じです。
サーバーが失点するわけではありません。
b)レシーバーがそのボールを拾っても失点になるわけではありません。
ただし、レシーバーが拾ったボールは、この時以後、レシーバーの持ち物と
扱われますので、落としたときボールがネットに触れたり、
直接相手方コートに落ちたときは、落としたプレーヤーの失点となります。
転がってきたボールを蹴ってネットに触れたとしても問題はありません。
ただし、相手が打球しようとしているときに蹴り上げた場合には、
妨害となって失点する場合があります。
Q5:セカンドサービスを打ったら相手が「Not Ready」というので
ファーストサービスをし、フォルトになったのでセカンドサービスを
しようとしたら、相手がダブルフォルトだと主張した
A :セカンドサービスでレシーバーの「Not Ready」でレットになったときは、
「セカンドサービス」をやり直すことになります。
ファーストサービスにはなりません。「Not Ready」は、
サーバーが「レシーバーの準備ができたことを確認してサーブする」という
義務を怠ったために起こったことだから妨害にはなりません。
ただし、レシーバーもサービスが打たれるまでに「Not Ready」を
表明しなければ有効な「Not Ready」にはなりません。
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