何故メンタルチェックを必要とするのでしょうか?
読者も経験があると思いますが、
本番に強いとか弱いとか聞いたことがあると思います。
この本番で100%実力を発揮出来るかどうかは、
「心=精神力」に負うところが大きいのです。
「技」や「体」の充実も必要ですが、それらを更に
高めてくれる「心」への練磨を忘れないで欲しいです。
◇ メンタルチェックの必要性 ◇
ベストプレーを発揮するために最も重要なことは、
その競技にとって望ましい心理状態でプレーが出来たか
どうかではないでしょうか?
このように、競技成績を向上させるためには、
コンディションを整えて試合に臨まなければなりません。
それは言うまでもなく「心」「技」「体」のどれが欠けても駄目なんです。
総合力こそがあなたの潜在能力を引き出してくれるのです。
1)現状認識から始めてみましょう。
技術面を強化する身体的能力だけでは、テニスの試合には勝てません。
コート上の闘いは身体的な闘いであると同時に、心理的な闘いでもあるのです。
しかも、この心理的な闘いは、対戦相手との闘いというより、
むしろ自分自身との闘いであることが多いのです。
2)心理的な面から見たテニスの難しさ
(1)タイミング・調整力・敏捷性・決断力・持久力等いろいろ必要なゲームであること。
(2)ラケット面の微妙な角度の調整が必要なゲームであること。
(3)断続的なプレーが連続するゲームであり、その時間に心を揺さぶられること。
3)心理的能力アップの練習が困難な理由
(1)心理的能力は先天的なものと考えられているため。
(日々のトレーニングで積み重ねられるものである)
(2)心理的能力アップの練習の内容・仕方を知らないため。
(重要性は認めていても、積極的に受け入れようとしない)
◇ メンタルチェックの内容 ◇
競技成績は「技術×体力×心理的競技能力(精神力)」で決まるとされています。
テニスの場合、各種項目の中でも、特別に必要な能力として
「集中力」「忍耐力」「闘争心」「予測力」があります。
今後メンタル面を強化する場合、これらのレベルアップが必要となります。
以下は、テニスに必要とされる項目を羅列しました。
各項目について自分のレベルがどのように位置付けられるのか、
先ずは現状を知ることから始めるべきだと思います。
心理的競技能力のチェック項目
1)「競技意欲」
(1)忍耐力・・・・・・・我慢強さ・粘り強さ・苦痛に耐える
(2)闘争心・・・・・・・大事な試合での闘志やファイト・燃える
(3)自己実現意欲・・・・可能性への挑戦・主体性・自主性
(4)勝利意欲・・・・・・勝ちたい気持ち・負けずきらい
2)「精神の安定・集中」
(1)自己コントロール・・自己管理・いつものプレー・気持ちの切換え
(2)リラックス・・・・・不安・プレッシャー・緊張のない精神的なリラックス
(3)集中力・・・・・・・落ち着き・冷静さ・注意の集中
3)「自信」
(1)自信・・・・・・・・能力・実力発揮・目標達成への自信
(2)決断力・・・・・・・思いっきり・失敗を恐れない決断
4)「作戦能力」
(1)予測力・・・・・・・作戦の的中・作戦の切替え・勝つための作戦
(2)判断力・・・・・・・的確な判断・冷静な判断・素早い判断
5)「協調性」
(1)協調性・・・・・・・チームワーク・団結心・協力・励まし
◇ メンタルトレーニングのチェックポイント ◇
思いつくままの羅列です。もっと整理をしなければならないのですが、
なるほどと思われる項目があれば幸いです。
後はご自由にご判断、頂ければ嬉しく思います。
◇ 必 要 性・・・・その根底にあるもの ◇
1)レベルアップの心理
(1)精神主義(根性主義)
(2)合理主義(技術主義)を如何にマッチングさせるか。
2)レベルアップの基本原則
(1)正しい動作の反復練習。(他人の動作の模倣/観察学習)
(2)具体的な目標を持った練習。
(3)合理的な練習の継続。 (問題点の矯正)
3)レベルアップの障害克服
(1)プラトー(高原現象)
進歩の停滞現象で一時的なストップであり後退ではない。
むしろ向上の現れと理解すべきです。
(2)スランプ
運動技能の一時的な後退現象、精神面の強化が必要です。
原因としては、練習のしすぎによる過労。
フォームの修正、病気、けが。精神的な悩み事。
(3)個別化練習
自分の長所をさらに伸ばす。
自分の欠点や不足を補い克服する。
(4)フォーム矯正
悪いフォームを矯正する。
正しいフォームを習得する。
◇ 競技の心理・・・・その必要性の論拠 ◇
1)勝敗決定要因
(1)心 心理的要因。
(2)技 技術水準。
(3)体 体力、体調。
2)平常心
(1)練習から常に心掛けることが必要です。
(2)練習を試合と思ってやる気迫と真剣さを忘れないことです。
3)試合中のメンタルマネージメント
(1)勝敗に対する意識過剰を払拭しましょう。
試合では結果を考えず、プレーの一瞬に気を配りましょう。
プロセスが大事で、その帰結が勝敗成績となるのです。
(2)冷静に燃えましょう。
試合で不完全燃焼では、今までの努力が水の泡です。
(3)臨機応変の心がけを持ちましょう。
状況の突然の変化には、素早くかつ適切に対処しましょう。
身体の自由(臨機応変)・心身一如(理想)・勝利への王道。
(4)最後まであきらめてはいけません。
勝利への執念を持ち続けてベストを尽くしましょう。
(5)気持ちで相手を威圧しましょう。
◇ 心理的考察・・・・競技心理の具体化 ◇
1)心理面から見たテニスの難しさとは・・
(1)タイミング、調整力、敏捷性、決断力、持久力の
全てを必要とするスポーツです。
(2)運動力学的見地から、微妙な調整を絶えず要求され
心理的圧迫が生じやすいスポーツです。
(3)断続的にプレーするため、プレーしない時間のプレッシャーが、
心にストレスを与えるスポーツです。
2)心理的な観点から最も難しいショットとは・・
(1)サービス・スマッシュ。<打つ前に考える時間があるため>
3)理想的な心理状態とは・・
(1)自信
チャンピオンは自分には出来る。
最後は自分が勝つという信念を失わないものです。
(2)集中力
わずか一度の集中力の中断が勝敗を左右します。
集中力は練習や学習で身につける心理的スキルです。
(3)リラックス
必要最小限の筋緊張で身体的にリラックスしましょう。
身体的な疲労はさらに精神的な疲労を招きます。
(4)自然な努力
100%の努力と、一生懸命になりすぎるのは大きな違いがあるのです。
(5)落ち着き
選手が直面する最も困難な問題は、負けることへの心配ではないでしょうか?
勝つためではなく負けないためのプレーは、中途半端なプレーを招きます。
(6)自動的
心に蓋をして本能的に、そして自動的にプレーしましょう。
(7)コントロール(自制心)
自分ではどうにもならないことに囚われず、
自分が状況を支配しているという自信を持ちましょう。
(8)楽しさ、動機づけ(意欲)
テニスに楽しさを感じなくなれば、
激しい練習に取り組む意欲は失われてしまいます。
◇ 不安心理・・・・自分へのプレッシャー ◇
1)勝利へのプレッシャーが、その行動にマイナスの影響をもたらします。
2)実力発揮を最も妨げているものは、試合前や試合中の不安を、
うまく処理できないためです。
3)では、何故不安が起きるのか?
(1)試合で神経質や不安になる理由は、失敗に対する恐れです。
(2)自尊心や自分の価値を、損なうのではないかという恐れです。
(3)身体的・心理的に不十分な状態で試合に臨んでいるという気持ちを持つためです。
(4)天候条件、観客等から与えられるプレッシャーです。
(5)不安によって引き起こされる生理的反応と過度の不安です。
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