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   さて、私が「メモ帖」と同様の指導をしているなら、さぞかし選手は飛びっきりだろうと
  思われていませんか?。決してそのように容易なものではありません。
  選手を育てる大変さは全く同じだと考えています。いままで悩んだことを読んで頂き、
  少しでも近道になればとの思いですから、参考意見としてご利用頂けば幸いです。
 ◇ ダブルフォルトの虚しさ ◇

   ダブルフォルトとは、相手からポイントを奪える2度の権利を、
  自ら放棄し窮地に追い込まれるものです。
  これくらい馬鹿げた行為はないと思いませんか?
   ここで「もうタダで、相手にポイントをやらない」と誓いませんか?
  ダブルフォルトが気になるなら、下記のどれかをやってみませんか?
  それで気分が落ち着くなら、もう大丈夫です。

  1)サービスは入って当然と思え

  2)相手のリターンを意識しない

  3)自分にプレッシャーを掛けない

  4)2球あるのはテニスだけ

  5)1stと2ndでは充分な間合いを取って打とう

  6)1stと2ndのスイングで同じエネルギーを使おう
 ◇ サービスの使い方 ◇

   サービスをする際に、充分意識させる言葉が一つあります。
  それはグリップとも関連しますが、「手のひら」への意識です。
  ラケットは手から先にあり、打球時にラケット面がどのような状態か、
  最初は中々理解できないものです。そのために分りやすく自分の「手のひら」が、
  ラケット面を示してくれると指導しています。

  簡単な表現をするなら、ラケットでサービスをするのではなく、
  「手のひら」でサービスをすると考えて頂くと良いのです。
  1)スピンサービス

   スピンサービスの練習でありがちですが、回転を多くかけようと意識するあまり、
  大きく反った割には反った分だけ上体が戻って来ないケースがあります。
  挙句の果てバランスを崩しボールをラケットで巻いてしまいます。
  これは、自分の筋力で戻せるだけ反れる位置にトスを上げ、
  あとはボールの捉えかた次第でスピンがかかると理解してください。

   スピンサービスは、肘が伸び切らない内にボールを捉えます。
  この時心がけるのは、ボールをこすりあげるのではなく、
  「手のひら」を斜め上に向けてボールを押し上げるイメージで打ってください。
  これでバウンド後の勢いが出ると思います。
  2)スライスサービス

   まず、心掛けるのは変化の多いボールを考えてください。
  弾んで相手のチャンスボールにしてはいけません。
  ねらう位置は如何に左右に散らすかです。

   時にはスピンを混ぜて惑わすのも必要です。
  スライスサービスは、ネットに詰める時間もあり、自分に余裕が持て、
  スピードはなくとも変化の大きさや、ボールの力を利用できないため
  相手のミスも増えてくるのです。出来るだけ低い打点で打ち、
  とにかく薄いあたりで、スピードを抑え、回転を多くします。
  3)サービスの威力

   どのようなショットでも威力を増すのは必要です。
  これはサービスの場合でも同じです。

     しかし、「威力」をスピードと誤解してはいけないのです。

   「威力」にもいろいろあると認識してください。
  ですから、きちんとスピンをかけ、ねらったところに打てるのか?
  どの程度コンスタントにサービスを入れるか?
  プレースメント、スピン、安定性がどの程度ついたのか?
  に注力してください。

   相手を圧倒させるのが「威力」であるならば、
  不安定なスピードより大切なものがあるのを忘れないでください。
  4)セカンドサービスのポイント

   セカンドサービスの際、絶対に忘れはいけないのは、
  ラケットヘッドのスピードを弱めないことです。
  ファーストサーブと、同様程度に持続する必要が不可欠です。

   その理由は、まず第一に身体のバランスを崩す元になるからです。
  次ぎに、ボールへの力が強弱となり、安定を欠きます。
  その結果はサービスがネットを越える力を失ってしまうのです。

  5)安定したトス

   サービスの動作の中で、スムーズなトスを上げなければいけません。
  決して誤ったトスに合わせる、特別の動きやモーションを変更してはいけません。
  安定したトスを習得出来れば、サービスの全ての動作がスムースになるでしょう。
  試合中のサービスで技術的な修正が必要なのは「トス」だけです。
 ◇ サービスの効果 ◇

  1、プラス効果を生むサービス

   1)エースが取れるサービス
     (確実にポイントが取れる)

   2)ゲームの主導権が取れるサービス
     (相手を不利な立場に追い込み、ゲームを有利にする)

   3)相手に攻撃されないサービス
     (相手に強打されないので次に繋げる)

  2、マイナス効果を生むサービス

   1)相手に主導権を奪われてしまうサービス
     (不利な立場になり、返すだけのプレーになる)

   2)リターンエースを奪われてしまうサービス
     (立場が逆転し、相手を勇気付けてしまう)
 ◇ ストロークにおける5つの基本 ◇

   1、バランス
   2、フットワーク
   3、テークバック
   4、インパクト
   5、フォロースルー

   基本中の基本ですから、読者の皆さんも当然自覚されていると思います。
  それを敢えて記述したのは、これがすべてのストロークに連繋している点を
  今一度再認識して頂きたかったからです。
   私の指導は、いつもこれを頭において選手を見ています。
  選手の動きに問題があれば、この5項目のいずれかに必ず乱れが出てきます。

   この5項目の中で、選手達にくどいほど言っているのはバランスです。
  これが、5項目で基本と思っているからです。
  考え方として、次ぎのように展開しています。

  1)バランスが良いと、身体の動きが安定する。

  2)身体が安定すると、フットワークが良くなる。

  3)フットワークが良いと、テークバックがスムースになる。

  4)テークバックが良いと、フォワードスイングがスムースになる。

  5)インパクト(打点)が良いと、フォロースルーが充分になる。

  6)その結果は、体重が充分に乗ったボールが相手を圧倒する。

   しかし、これらを本当に自分のものにするのは、"練習"しかありません。
  懸命な馬鹿らしいと思うような練習しかないのです。
  風が強ければ、こんな日の試合もあるんだと思いながら。
  寒くて震えそうでも、こんな日の試合もあるんだと思いながら頑張る、
  そのような練習が試合でプラスとなるのです。
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