TOP> Bomb'zてナ〜ニ> メンバー> コート・キープ> コートへの地図> ゲスト・コーナー> テニスのメモ帖>
ワンポイント> シニア・コーナー> リンク・ボード> コート情報> TNA> GUAM> KOREA>
愉快な仲間たち> おみくじ>

<BACK ◇◆ 戦略と戦術 ◆◇ NEXT>

  4、パーセンテージテニス
    パーセンテージテニスとは、一番良いショットを用いて相手を倒すことを言います。
    もう少し踏み込めば、相手の弱点に対し、自分が優勢に出られるプレーを言います。
    パーセンテージテニスを成功させる秘訣は、正しいコートポジションで最良の
    ショットを打つことになります。
    そのためには素早い動きが重要なポイントとなります。
     さて、さらに具体的に分析してみましょう。例えばサービスの場合、
    多くのプレーヤーはファーストサービスを強打しますが、
    パーセンテージ・プレーヤーは違うのです。何故なら、
    サービスの目的はゲームを始めることであり、
    それがゲームを終わらせるものではないと考えるからです。
    つまりダブルフォールトは決して犯してはならないエラーの最もたるものと
    認識しているからです。
    だからこそ、セカンドサービスの向上はパーセンテージテニスを高めるのです。
    セカンドサービスが強化されればファーストサービスの支えとなり、
    相乗効果も期待できるようになるのです。一方リターンの場合、
    相手のコートに返すことがパーセンテージテニスではないのです。
    安全なリターンのためには先ずクロスコートに打つことなのです。
    ただし、これらは安全性のみを追求しなさいと言っているのではありません。
    たとえリスクを犯しても、それが価値あるものであると判断したときは、
    チャンスを生かし積極的に攻撃するという意味も含んでいるのです。
    適切な処理能力がパーセンテージテニスなのです。
    自分のできるプレーの中でそれを実現することが必要なのです。
  3、アンティシペーション
    予測と訳されていますが、日本語にはもっと深い意味の言葉があります。
    それは耳にしたことがあるでしょうが、「読み」と言われています。
    いまの状態で如何にこの「読み」を発揮するか、それがプレヤーの実力でもあるのです。
    では、何故それが必要なのでしょうか?
     テニスの試合は、直接的に変化する対人的条件をベースに、互いに相手の
    ボールと動きに応じてプレーし、その得失点の積み重ねによって勝敗が争われます。
    したがって、相手のストロークや動作を読みコースや戦況を予知・予測する能力
    が極めて大切になるのです。

  1)相手の動作による読み
    相手のストロークやフォームを注視するのは、自分の動作や反応を相手に対応
    させるための基礎になります。なぜなら相手のフォームは、ストロークの種類や
    コースを決定するものであり、それを読むことはそれだけ早く態勢を整え、
    次の動作への準備をすることが出来るからです。

  2)相手の作戦や戦況の読み
    相手の試合を観戦し、戦力分析により相手を知るのは、自分の能力の把握に役立ち、
    自信を持って対戦できる基礎になるのです。

  3)戦況の判断(読み)とその対策
    テニスは1ポイント毎に区切りがあり、次のサービス開始までに自分の
    思考体制を整え、読みを深めてゆかねばなりません。
  4、コート・ポジション
    「コートポジション」という言葉は、ダブルスのポジショニング、
    いわゆるフォーメーションに相応する意味で言われていた思われます。
    別にそれが間違いだとは思いませんが、今ひとつ、混同されている
    「ポジショニング」とは、打球後に体勢を取り戻し、
    次のラリーへのレディポジションまでの動作を言っている場合があります。
    しかし、コート上のポジションとは、これら2つの意味を含む動作を総称していると
    考えるべきではないでしょうか。

     先日もソフトテニスでは、ルール改正でポジショニングを規制?と書きました。
    いままでは、雁行陣が主体でしたが決してルールで決めたものではなく、あくまでも
    戦術上好ましい体勢と判断された結果だと思われます。このように相手に打ち勝つ
    ための方法論として、互いに変化を求めていくところに、進歩もあると思われます。
    その行く手を遮るような規制は決して良い結果を生むとは言えません。

    ポジショニングで大切なことは、如何に素早くそのポイントに自分が立てるかに
    あります。高邁な理論で解説しても、それを実現するためのフットワークがなければ
    徒労に終わるしかないのです。すでに打ち終わったボールを、どうなっただろうかと
    結果を求めて追い掛けていませんか?コーチとプレーして何故自分だけ息を弾ませて
    いるんだろうと思ったことはありませんか?
    戦術の基本とは、再考してみましょう。

  1、リズムとペース
    試合中に、自分のリズムを確保するのは非常にむずかしいものです。
    試合後振り返ってみればお分かりだと思いますが、リードしているときは
    ボールの歯切れも良いし、ボール・コントロールにも心地よさがあって、
    いいリズムで試合の展開も出来ているものです。
    勝利に終わった試合後の清涼感・満足感がそれを明らかにしてくれます。
    この場合の「歯切れ」とはテンポと言っても良いでしょう。
    試合に乗って行けるという心情的な心地よさというべきかも知れません。

    このように試合の攻め方のひとつに、いち早く自分のリズムを確保し、
    逆に相手のリズムを崩す方法があります。そのために効果があるのは、
    ボールの高さやスピン、強弱を交えてラリーをすることです。
    相手のリズムを壊すには、打点の変化が意外と効果的なのです。
    また、試合中ラリーが続き始めると、リズムは徐々に高まって行きます。
    これは集中力が高揚するためだと思われます。
    そのような変化を考えると自分なりのリズムの確保は、
    ゲーム前のウォーミングアップからスタートしているという意識を持つことが
    大切になってくるのです。

    前述しましたように、試合後勝敗の行方に関わりなく、
    自分の満足する試合運び(リズム・ペース)が出来ていたかどうか。
    これを充分にチェックして欲しいですね。
    この積み重ねが今後の試合に生かされると思われます。
    戦略と戦術は、基本パターンはあるものの、実戦で使用するにはあまりにも
   高邁なものが多すぎるように思えます。それと、理想は理想・現実とのギャップを
   明確にしないと、それが出来なかった場合の自信喪失は今後にかなりの影響を与えて
   しまいます。私がメルマガで記述するものは、自分の考え方もありますが、
   今までの経験(この中には先輩各位の貴重な経験から学んだものが数多くあります)を
   踏まえたものであり、皆さんが自分に振り返って参考になればと思っています。

    今日は、戦術を構成するスピン(回転)について考えてみます。
   スピンは戦術の基礎と言っても良いでしょう。何故ならスピンを掛けることによって、

   1、ボールのパワーをコントロールできる

   2、リズムを変えることができる

   3、ボールの高さや深さに変化を与える

   4、ボールの種類が多様になることで相手に脅威を与えるからです。

    ボールに回転を与えるのは、決して順回転(オーバースピン)だけではなく、
   逆回転(アンダースピン)も大切な要素です。上述の各項目にそれぞれ当てはめてみると、
   スピンの大切さが分かると思います。初心者に多く見られるフラットな当たりは、
   ラケット面をボールに直角に当てるフラットのボールになるため、
   充分なコントロールが出来ず相手の術中にはまってしまうのです。
   ただ、いくらスピンを使っても、それが事前に分かってしまっては相手にすぐ対処されます。
   うまくラケット面をコントロールし、スピンの内容を悟られないことが必要です。
   打球するすべてのボールに、何らかの回転を与え相手を圧倒しなければ試合に勝つことは
   出来ないのです。
    戦術の習得に何をしなければならないか?

   コーチとして成すべきことは何なのか。練習は、すべて試合を念頭においたもので
   あるべきなのです。しかし、果たして日常のレッスンメニューに、戦略・戦術と
   いったものが、常に備わっているかどうかを自問しなければならないと思っています。
   世界的に著名な指導者ニツタ・ポロテリー氏が、「いくらすぐれた技術があっても、
   戦術と素早い足がなければゲームでは勝てない」と言っているように、
   多くのコーチがフォームの習得に時間を費やしているのが実態であり、
   戦略・戦術についてどれだけのことを語っているのかは不透明ではないでしょうか?
   例えばフォアハンドストロークを習うとき、単にスイングフォームだけでなく、
   ゲームの中でのフォアハンドストロークの役割、そしてその役割を達成するために
   どのようなファクターが必要であるかを、個人個人の上達のレベルに合わせ、
   どのように身につけるか考え合わせながら指導しなければならないと思います。
   戦術のベースとなる技術の習得の可否を考えてみましょう。
   例えば、グラウンド・ストロークで「ただ単純に」来たボールを打ち返してはいませんか?
   このような練習は意味のない練習と思われます。これを「自ら」打つように指導すると
   選手の考え方も変ると思われます。
   先日、ダブルスを見て欲しいと言われ観戦しましたが、試合は冒頭から打ち合いで
   華々しいものでした。選手たちも満足そうでした。私の評価はこれはダブルスではない、
   シングルスの集積に過ぎないと言い切りました。このような練習に終始していて試合で
   勝てるわけはないと思われたのです。その試合では信じられないことですが、開始から
   終了まですべてのレシーブ(レシーブミス・サービスエースを除いて)がクロス返球
   だったのです。私はレシーブの基本的な4つのパターンを説明し、それをパートナーと
   相談しながら再度試合をさせました。ラリーも続き選手の動きが格段に違ってきました。
   もっと「自ら」を大切にし、考えながらプレーして欲しいと痛感したものです。
    これもやはり観戦していて感じたことです。
   折角リードしている試合で何故戦略の変更をするんでしょうね。
   勝っているときは一気にリードしなければならないのです。
   決して今までのパターンを変えてはいけないのです。何故か?答は簡単です。
   その戦略で勝っているからです。相手がそれに充分な対応が出来ていないからです。
   それが分からなければ自分のテニスは出来ません。
   勝っているときは忍耐強くその方法を貫くことが大切なのです。
   その反面負けているときは、早く変えなくてはいけなのです。
   自分達のパターンが相手に読まれているからです。
   これらは、ダブルスならパートナーとコートチェンジの90秒を使うか、
   ポイント間の20秒を使うかを考えなければなりません。
   すなわち、戦略の変更タイムは有り得ないのです。それだけに、
   パートナーとのコミュニケーションは試合前により慎重になされなければなりません。
    戦略とはゲームプランの立て方です。
   相手がベースラインプレーヤーであればどうするか、
   ネットプレーヤーの場合はどうするか、雁行陣ならどうするか、平行陣なら、
   とそれらへの対応の仕方が戦略と思ってください。
   その上で、例えば相手がネットプレーヤーの場合には、
   相手をネットに引き出してパスを狙うことが戦略であり、
   また、ネットヘの進出を拒むことも戦略なのです。
   これは相手のレベルを把握することで明確になります。そのような戦略を立て、
   相手がネットに出てきたときトップスピンのロブで頭上を越すような技術を持つことを
   戦術と言います。

    要約すれば、戦略とはゲームプランであり、

    戦術とはゲームプランを実行する手段であるといえるのです。

    戦術の手数によってゲームを有利に進めることが出来るのです。
<BACK NEXT>

TOP> Bomb'zてナ〜ニ> メンバー> コート・キープ> コートへの地図> ゲスト・コーナー> テニスのメモ帖>
ワンポイント> シニア・コーナー> リンク・ボード> コート情報> TNA> GUAM> KOREA>
愉快な仲間たち> おみくじ>
blank