これは昭和三十年代の東大野球部監督だった、神田順治氏が
新聞紙上で発表したコメントです。副題に「名選手に聞く」とあります。
◆ 学生野球の父 飛田穂洲氏
無私のスポーツ愛をもって、そのスポーツに打ち込むことこそ、
スポーツ上達への道であって、
どうもその外に、そのものズバリ式の早道はないようである。
◆ サッカー選手 スヴェン・ヨハンソン氏
秘法なんてないね。ただ競技を愛し、練習を喜んでやることだ。
◆ サッカー選手 川本泰三氏
いくら噛んで含めるように教えられても、自分が根気良くやって、
苦しんでみて出来上がったものでなければ、身につかないと言う経験があるから、
”まあ少し時間をかけてやってみるさ”としか言えない。
◆ テニス選手 加茂幸子氏
向こうでは一流の選手でも努力しています。
午後からの試合でも午前中から来て練習して、試合が終われば勝っても負けても、
また一生懸命練習しています。日本人は努力が足らないのです。
ナンバー1のコノリー嬢だって身体は私と同じくらいですから、鍛えねば駄目です。
日本選手権を何回とっても・・・・しみじみ感じました。
そして、結びは次の言葉で締めくくられています。
◆ 全日本サッカーチーム監督 竹腰重丸氏
敗戦後の日本では、”スポーツは楽しむもの”と言われ、
我々のように二十年以上も昔の選手生活を体験した者からみると、
それが弱々しく感じられる。
よそ目には、苦しい集中的生活に楽しさを感ずるのが、
サッカー選手の常識になるような状態に早く復帰しなければ、
オリンピックのような国際試合で平均水準以上の力を発揮することは難しいだろう
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