NO-99
自分の頭で考えろ。
・・・鳴戸 親方
前述の内容に関連しますが、「自分の頭で考えろ」は
単純に言って難しくはないのです。
それは、皆さんがいつもやっていることだからです。
要は、それを実行しているかどうかです。
いくら素晴らしい考えでも、それを実行できなければ絵に描いた餅であり、
あなたが成長するわけではないのです。
それを実行することで考えたと言えるのです。
鳴戸親方も、弟子が何も考えずに相撲の練習をしているとは思っていないのです。
しかし、どれほど練習しても、結果が現れなくては
考えていないと同じだと言いたかったのです。
ウインブルドンの決勝戦を見て、自分もあのような試合運びを
したいと考えるのは自由です。しかし、自分の実力を度外視して、
そのようなことを考えても徒労に過ぎません。
そうではなく、その試合運びを今後の試合にどのように生かせるか、
自分の力でどれほど実現できるかを考える必要があるのです。
そこにあなたの実力を発揮できる素地が出来るのです。
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