NO-111
中身はどうでも良い、勝ちゃ良いんだ。勝てばね。
・・・選手の一言
一読すると、無茶苦茶な言い方だと思われるでしょう。
でも実際に競技の場に立った場合。
選手の正直な気持ちだと思います。実感だと思います。
これとて、如何に実感であっても忘れてならないのは、
ルールの遵守と相手を尊重するマナーでしょう。
それ以外は何をしても良いから勝つことに専念するべきです。
これらを見失った勝利は何の意味もないのです。
何故ならそれは一種の喧嘩のようなもので、スポーツではないからです。
そこまで自分を失ってはならないのです。
中身はどうでも良いと言うのは、選手は戦う前に戦略・戦術に考えを集中します。
それをベースにイメージトレーニングをします。それをベースに戦うのです。
しかし、相手がいる競技では、すべてイメージ通りに行くものではありません。
それだけに、その変化を微妙に捉えて戦略・戦術を変更しなくてはなりません。
ですから、中身はどうでも良いというのは、好きにやれではなく、
余裕を持ってその場を把握し、臨機応変に対応することを言うのではないかと思います。
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