NO-125
身体が無意識に反応する。
・・・石井 琢朗
プロに入って投手から内野手に変更し、いまは2000本安打に挑戦している、
ホエールズの名ショートです。この記録は大変なものです。
身体が無意識に反応するというのは、
練習の必要性を強調する場合に良く使われる言葉です。
トップクラスで活躍するには、これでないと身体が付いてゆきません。
積み重ねた練習が、その場面々々で考えることもなく、
自然に反応するのが必要なのです。これがあるから十分に対応できるのです。
その場で考えていては遅いのです。
同じ事の繰り返しが、身体を充分に対応させるのであれば練習をするしかないのです。
練習中によく考え、それに基づいて繰り返すことが大切になるのです。
このように書くのは簡単ですが、無意識に反応するまでの技術を身に付けるのが、
どれほど難しいことか、チャレンジした人にしか通じないことだと思います。
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