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NO-130

ゲームへ気持ちが、ゆくようになった。

・・・伊達 公子


   先日、後輩を訪れた伊達さんを拝見しました。現役当時を、
  思い出させるフォアハンドは変わりなく健在のようです。
  やはり基本ができていると違います。

   ウインブルドンのセンターコートまで、登り詰めた彼女の試合態度はあくまでも謙虚で、
  いまよく見られるガッツポーズも全くなく、日本の代表として素敵な存在でした。

   冷静沈着な彼女の中では、すでに出来上がっていたと思っていた試合中のメンタル面も、
  上の言葉を聞くとかなり悩んでいたように思えます。

   先生との思い出話に、涙するのも彼女の心の優しさなんでしょう。
  選手の人格を構築するのは、決してコートだけではないはずです。
  コート外でもなければならないのです。

   いまは現役を退き、キッズやジュニア相手に育成の活動を続けていますが、
  できるだけ長く続けて欲しいものです。彼女の考えを身に付けた選手を輩出して欲しいです。

   他のプロ選手が、コーチをしているのを見ましたが、
  根性だけで選手が成長するものではありません。
  考えるのは自分であると教えるのも大事ではと思われます。

   当時の記憶で、いまだ成長期である伊達さんが、
  思わぬ引退宣言に驚いたことがあります。
  協会との確執とも聞きましたが、そのときの彼女の態度も立派でした。

   私も、女子選手のコーチが主でしたから、
  伊達選手の技術的な面は徹底的に追求しました。
  誰にでも通用するフォームではないですが、それだけに大変な努力だったと思います。

   そのような観点から、先日のジャパンオープンの女子選手の健闘は良とすべきですが、
  相手を次第に追い詰めてゆく圧迫感がなく、
  相手次第という試合運びは一考を要するのでは。

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