NO-136
自分を追い込み、自分の頭で考えろ(簡単にヒントを与えない)。
・・・宮本 教諭
受験用の教材で、大変人気のある本を考え出した塾の先生の話です。
最近の学生は全般的に学習に対して積極的だと言われています。
この言葉が表していると思われます。
与えられて行うのではなく、自分から新しいものへ挑戦してゆく、
それをサポートするのが自分の役目と徹していました。
その学習方法も極めてユニークでした。
その基本は、簡単に解決のヒントを与えないのです。
とことん考えさせるところから、解決の糸口を見つけさせるのです。
逆に落ち込むのでは心配しました。
解答について、正解すればOKであり、誤回答ではダメのいずれも一言しかない。
正解は次へ進みますが、違えば何のヒントもなくやり直ししかないのです。
勝俣獣医の話に感動しました。「動物が死ぬのは仕方がないのです。
肝心なのは、それまでに何をしてあげれたかなのです」
淡々と語る言葉の中に誠実さを感じました。
それは、自分に何が出来るか!限界を感じたときに、どう対処するべきなのか?
それをいつまでも引きずるわけには行かないのです。
ともかくページを一枚めくらなければいけないのです。
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