NO-138
プロの場合、ボールを打つ技術に差はない。 結局はコースマネージメントの差が勝敗を左右する。
・・・岡本 綾子
私も、かってはゴルフにのめり込んだことがあります。
そのときバランスが良いなと好きになったのが岡本選手でした。
無理のないスイングに魅了されました。
バランスが良いのは、スイングに力みがないからだと自分なりに判断していました。
その上で、まずスイングはどこから始まるのかを考えました。
その結論は、身体の軸をしっかりさせておくことだと思い、
下半身をしっかりさせることを心掛けたのです。
勿論、理論上の問題でそれですべてが解決したわけではありません。
トップを経験した岡本選手は、
プレースタイルの技術差よりコースマネージメントの大切さを説いています。
確かに、技術は練習で培われますが、戦略・戦術は別なのです。
その理論は当然ながら個人差があります。
それがあるから余計に彼我の差が明確になるのです。
それが勝敗を分けるのですから単純なものではありません。
一応の形が出来れば、後はそれを更に持続するための練習が必要となります。
天才は、普通人に耐えられない練習をする人だと聞いたことがあります。
何もしないで現状を維持するのは至難です。と言うより不可能と判断すべきでしょう。
地道な繰り返し練習こそが、レベルアップを約束してくれるのです。
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