NO-143
一つ残念なのは、「血へど」を吐くほどの経験がないこと。
・・・ベンチャー経営者 南場氏
ベンチャービジネスは、波に乗れば一気に進みますが、
躓くと立ち直りが難しいものです。特に資金面の、ご苦労は大変なものだと思われます。
学生時代には、「血へど」とまで行かないですが、
先輩を恨めしく思うことは多かったものです。
それほど絞られも、先輩も付き合ってくれてると感謝したものです。
ただ、振り子と称して、先輩はコートの真ん中に位置し、
こちらの返球は先輩の足元へゆっくりと、先輩が難なく打てるようにし、
そこから自在に左右前後に振られました。
矢継ぎ早やの返球は、まともではないという記憶があります。
しかも、上手く返さないと打ってくれません。
返球のボールは、より早く飛んでくるので堪りません。
ついには、ギブアップしコートの上で、大の字になってしまうのです。
しかし、このような練習経験は、実戦でどれほど役立ったか知れません。
しかし、当時は先輩を恨めしく思うだけで、
やがてそのような風習はテニス部内でも次第に変革され、
部員勧誘のため、程度問題の特訓になってしまいました。
その上、当時は練習中に水を飲んだらバテテしまう、という慣習から
一滴も飲めなかったのです。腕には白い粉粒が浮き出ていたのを思い出します。
|