NO-12
目標が定まらないうちは、何をしたらいいか分からないものだ。だが、
いったん目標が見つかったら、あとはただひたすら努力すること。
絶対にあきらめないこと。それしかない。
ロバート・クラフト
確かに目標があればこそ頑張ることが出来るのです。
練習においても自分がどのような目的意識で参加するかによって
他の選手との格差を生じるものと思われます。
言い続けていますが、練習の際どうしてこの練習をするかを選手に教えないと
意味もなく参加してしまい、ただ単にボールを打っているだけに終わってしまいます。
目標は自分が試合に勝つため、レベルを上げるプロセスとして設定するべきであり、
そこには当然段階があります。また、それは他から与えられるものではなく、
自らが判断して設定するものでなければなりません。
決して他に委ねるものではありません。
例えば、バックハンドが弱いと思ったらそれを強化する練習を行うのは当然なのです。
その目標を見つけるためには、自分の判断が主となりますが、
時には先輩やコーチの指導が必要な場合もあるでしょう。
いずれにしても、選手は自分のレベルアップに貪欲でなければならないのです。
プロになるわけではないからと適当に妥協する選手は、
「今」を大事に出来ないわけですから努力することもなく、
また簡単に諦めることになり、その結果は明確に表れるのではないでしょうか。
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