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NO-49

虚心坦懐の余裕。

・・・勝 海舟


   師匠島田虎之助は、心と胆を練るのが武道の基であると勝海舟に伝えています。
  「剣は心なり。剣を学ばんとすればまず心より学ぶべし」と禅の修業を進めたそうです。
  「おれはつねに勝敗の念を度外に置き、虚心坦懐、事変に処した。
  非常の難局に綽々の余裕を持っていた。
  剣と禅の二道から得た修業の賜物だ」とは、勝海舟の弁として伝えられています。

   虚心坦懐とは、心をむなしくし、気持ちを平静にするとありますが、
  難局にあって気持ちを平静にすることは至難です。
  よく人に負けない練習をしたから、それを信じていれば大丈夫と言われます。
  しかし、それは練習をした度合いの蓄積から来るのではありません。
  自信を培うには役立つでしょうが、
  それが平静な気持ちを持続する役に立つとは思えないのです。

   勝海舟が、師匠の教えとはいえ「禅」に取り組んだ一因は、
  技の修行(練習)だけでは、
  人間の能力から考え限界があることをいち早く把握していたからではないでしょうか?
  スポーツを志す人が、
  禅を学ぶことでメンタル面の涵養に役立つかどうかは分かりませんが、
  何らかの方向性を得ることはあると思われます。

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