NO-63
宮里さんは、ほかの選手と変わらない存在。
一番大事なのは、自分がどれだけいいプレーが出来るかです。
・・・不動 裕理
5年連続の賞金女王となった、女子プロゴルファーの不動裕理さんの言葉です。
非常に感銘を受けました。
表現はさり気ないものですが、修羅場を経ただけにその言葉には重みを感じます。
いろいろなスポーツ選手から、同じような意味合いの言葉が出ますが、
問題は果たして実際の競技の中で為し得ているかではないでしょうか?
試合途中で5打差までつけられては、もう駄目だと諦めるのは仕方のないことです。
しかもトッププロの争いです。
コメントの中では諦めの境地もあったようですが、
自分のプレーを続けようという気持ちがプレッシャーを跳ね除け、
最終的には相手のミスを誘い我慢を続けて自分のスタイルを堅持した
不動選手が栄冠を勝ち得たと言えるでしょう。
ゴルフとテニスの大きな違いは、
お互いの間で技術の差はあっても、それだけで結果は出ないことです。
そこで重要なウエイトを占めるのが、
プレーする選手個人々がメンタル面をどのように考えているかではないでしょうか。
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