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NO-66

技術は誰も教えてくれない、自分のものにするには、盗むしかないのである。

・・・川上 哲治


   学生現役の頃、ラケットを振り始めて間もないため、
  バックハンドがとても乱れていました。高校時代に軟式テニスをやっていたため、
 数倍もある重たいラケットを振るのが精々でしたから余計に乱れたと思います。

   特に、ラケットの片面しか使わない軟式に比べて、
  両面を使う硬式テニスには戸惑いが多かったのも事実でした。
  学ぶことは沢山ありましたが、いまのようにテキストや雑誌があるわけでもなく、
  それだけに情報の収集には懸命でした。

   そうなると、手早いターゲットは先輩となります。
  自分のスタイルがどの先輩なんだろうと思案したものです。
  当時のバックハンドの模範とされたのはローズウォールでした。
  彼に似た先輩を見つけそれからは、
  試合のたびに後ろへ回り同じように素振りをしていました。

   不思議に練習のときは、試合ほど伝わるものがないのです。
  瞬間的な足の動きやスイングの軌道、
  これらは試合でこそその極意が掴めるように思えました。
  よく言う真剣勝負でしょうか?それだけに眼を凝らして見ていました。

   後ろでスイングをしていると、グリップも分かるものです。
  このようなスイングであれば、グリップもこのようにしなければ駄目となりますから、
  当然スイングに合ったグリップが出来上がるのです。
  しかし、実際にコート上でボールを迎えると、打球点一つを取りあげても難しいものでした。

   それからは、先輩の横へ回ったり、後ろへ回ったり、
  試合の経過はどうでも良くなってしまうことがしばしばでした。
  このお陰でバックハンドは得意中の得意となり、
  特にワンテンポ遅らせてのストレートでは、しばしばエースが取れたものです。

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