NO-73
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となる
迷わず行けよ 行けば分かるさ
・・・一休 禅師
スポーツマンで愛唱している方も多いようです。
一休の禅は一休にしか分からないと言われていますが、
普通の常識では分からないと言うことでしょうか?
でも、分かりやすさが特長とも思えるのですが、
面白い話があります。一休さんは、88歳であの世へ旅立ちました。
亡くなる間際、弟子たちに「この寺で手に負えない大変な事が起こった時、
この手紙を開けなさい」と言って一通の手紙を残しました。
数年後、どうしようもない事態が起き弟子たちは遂に
一休さんの残してくれた手紙を開封しました。
そこに書かれていたのは、ただ一言
「心配するな、何とかなる」と書いてあったそうです。
この言葉が一休さんのベースだったのではないでしょうか?
彼が一番嫌っていたのは、座して動かずと言う姿勢ではなかったかと思われます。
チャレンジ精神の欠如を最も忌み嫌ったようです。
一歩一歩確実な歩みも大切ですが、より一層の飛躍やスランプからの脱却は、
チャレンジ精神が後押ししてくれることを忘れてはなりません。
そのためにもアグレッシブな気持ちを持続するべきです。
|