NO-82
決まるまでは、諦めちゃいけないんだ。その気持ちを持続すればレベルアップに繋がる。
・・・貴乃花
名大関と言われた貴乃花が、若くして亡くなった。
いろいろと思い出が放映されていますが、あの粘り腰は驚嘆するしかありません。
これは彼が最後まで勝負を諦めなかった証左でしょう。
その結果として、相手力士に「庇い手」の判断で勝利を献上したこともありました。
少しでも早く、身体に土がつくと負けという判断を
彼くらい忠実に守った力士はいないでしょう。
最近の相撲が盛り上がりに欠けるのは、あまりにも怪我が多すぎる気がします。
それで充分な相撲を取れと言っても過酷でしょう。
何故これほど多いのか?それを探るべきではないでしょうか
その証拠に貴乃花の全盛時代、サポーターをしている力士が
目に付くほど居たとは思えません。確かに、怪我をするのは問題ですが、
更に大事なのはその後の手当てだと思います。
徹底した休養と介護があって、初めて選手生活をまっとう出来るのではないでしょうか?
それがひいては応援してくれるファンへの誠意ではないかと思われるのです。
貴乃花の言葉を、スポーツ選手すべてが金科玉条と守るのも必要ですが、
それは完璧なまでの自己管理を行い、
五体満足の状況で初めて効果があるものと思われます。
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