NO-83
各選手が各個性を出して、そこに居られるようにする。
・・・宮本 恒靖
サッカーW杯の予選告白という内容で、
全日本のキャプテン宮本恒靖氏のインタビューがありました。
言葉の内容は、理想のグループを培うにはどうすれば良いのかの質問に答えたものです。
普段からそのように言われながら、そのように考えながら、
改めて表現されるとそうなんだよなーと思わず呟いてしまいます。
これも、そのような言葉の一つではないかと思われます。
確かに、団体活動は一種の規制があり、
全体の中に個を没するのが美徳でもあったようですし、いまだにあるのかも知れません。
分っていても出来ない現実とのジレンマをどう解決するのか?
キャプテンとして、もどかしい気持ちを吐露していたように思われました。しかし、
目標に向けた努力は近い将来キャプテンが考えていた境地へ到達すると思われます。
スポーツ選手の多くは「負ける」ことで、
その選手生命を絶たれるほどのショックを感じる場合があります。
しかし、勝敗だけが全てではなく、最終目的へのステップでしかないと考えて欲しいです。
彼が選手に対するコメントの中で、ジーコ監督を「神様」と呼び、
中田英寿氏を「不可欠な人材」と言い切ったところにキャプテンとしての凄さを感じました。
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