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06/5/31
   《ボールとの対応ー04》

   いまテニスの試合では、TVで放映される世界トップランカーの試合か、
  または後輩の試合や練習が中心になります。
  確かにそのギャップは激しいものがあります。

   しかし、TV放映は実際に現場で見るより、スピード感覚は鈍いように思われます。
  これも錯覚なんでしょうが、それがあるので後輩との格差を感じないで済むようです。

   そのような感じは、後輩にとってはある面では有難迷惑かもしれません。
  君達にも、出来ないことはないはずだと無理を言うからです。

   その上で判断しても、どうしようもない違いは、ボールへの対応でしょうか?
  ここへ来たら、このボールは絶対に自分の思うように、自在にすることが出来ないのです。

   ボールへの対応を考えるのではなく、自分のスイングにボールを置いてしまうようです。
  そのためボールの捉え方が同じではなく、千変万化になってしまっているようです。

   焦って打つのではなく、自分のスイングの軌道をしっかりと踏まえて、
  そのスイングの中にボールを置くことで、
  充分な対応が出来ると思うのはあまりに理想的でしょうか?

   確かに、懸命に練習している選手から見れば、自分がそれを出来ないのに、
  人に求める勝手な判断を嫌うと思われます。しかし、距離を置いて見るから分るのです。

   私が選手時代、いまとは全く環境が違います。
  一人で数冊しかない本を読み返しながら参考にしていました。
  情報過多と言われるほどの現況ではある面大変だと思います。

   一番大きな違いは、自分のフォームを主観でしか判断できなかったのです。
  試合に勝てばそれで良しとしていたのです。そのような環境には限界があるのです。

   いまはそれがないのです。いくらでも判断材料があるのです。
  溢れるような書籍、ビデオ、TVなど、自分を積極的に変えようとする材料は、
  いくらでもあるのです。


06/5/20
   《ボールとの対応ー03》

   先日、後輩の練習を久しぶりに見たと言いましたが、前述のナダルのストロークを見て、
  その内容の違いを感じました。
  それは余裕の問題ではないかと感じたのです。

   練習で、あれほど力を入れて打ち込んでいては、
  試合でどの程度通用するのかという懸念です。
  ナダルは相手の動きを見ながら的確に処理していました。

   練習で、相手のボールを見極める。これはボールの回転・スピード等を含めて、
  その状況を判断しそこに如何なる活路を見出せるのかという訓練が必要なのです。

   殆ど、アンフォースドエラーが発生しないプロの世界で、試合に勝利するためには、
  エラーを恐れない攻撃一方の状態では先ず勝利は期待できないでしょう。

   かってプロ野球の川上選手は、絶好調の時は投手の投げたボールが
  止まって見えたと言っています。現実には有り得ない現象です。

   しかし、それは集中していたからこそ感じる心境であり、
  その気になれば誰にでも出来ることです。
  集中するとその感触を得ることは出来るのです。

   このように、ボールへのスムースな対応は、
  気持ちの中に発生する余裕にあると考えます。
  その余裕がボールを散らすことに繋がるのです。

   練習で、リラックスした気持ちで単純に強打を続けても、
  それは単に慣れを感じるだけです。
  考え方に柔軟性を持つことでボールへの対応に変化が生じます。

   ボールへの対応は、相手を意識すればするほど大切になります。
  練習の時から、あらゆる場面をイメージしながら、
  その対応を考えて欲しいと思います。


06/5/10
   《ボールとの対応ー02》

   身体のバランスが良いと、自然にボールとの対応もスムースにゆくものです。
  ですから、バランスを総ての場所で如何にスムースに持ち込むかではないでしょうか?

   更に、スイングがそれに加味されます。すべてが一体感を持っていないと、
  良いボールは発生しないのです。それをよく感じ取って頂きたいです。

   一旦、構えに入ると、ボールにパワーを与えようと身体全体に力が入ります。
  これは自然の流れですが、ボールが咄嗟の変化をしたらバランスを崩し勝ちです。

   このとき、身体のバランスを崩すのは初心者の方なのです。
  経験者がそのようなときどうするか?
  バランスを崩さないのは膝の使い方が上手いからです。

   このように、ボールへの対応では、如何にバランスを崩さないで
  変化に対応できるかであり、それが可能となったら初心者は卒業ではないでしょうか。

   どのようなサーフェイスでも、ボールの変化は必ず発生します。
  それは、プレヤーが相手に簡単に打たれないため変化を与えるからです。

   その変化が、サーフェイスとの絡みで余計にプラスされるのです。
  どのサーフェイスがどうなるかは経験するしかありません。それほど微妙なものなのです。


06/5/1
   《ボールとの対応ー01》

   バランスを取りながら、適正なフットワークをする中で、
  良いスイングをすることがポイントになります。
  このようにバランスを大切にしてください。

   さて、このような中で、ボールとの対応をどのようにするかが焦点ですが、
  サーフェイスによりボールの変化は絶えずありますから、しっかりと見届けてください。
   どこかに接点があるのです。その接点を見出してゆけば、
  それなりにボールに対応できますから、常日頃から心掛けておかねばいけません。

   人間は、いくら正確に打とうと思っても、
  ロボットではありませんから同じような対応は出来ません。
  しかし、ロボットにはない瞬間的な動きへの対応は得意です。

   それが出来るかどうかは、絶えずバランス感覚を磨いておかねばならないのです。
  最近科学的な記録を見るのですが、これらも人間のボールへの対応を研究しているのです。

   先にも書きましたが、ラケットのスイング練習にしても、意味なくスイングしていては、
  良好なボールへの対応は不可能です。ボールの存在をイメージして行うのです。

   そのように練習の時から、ボールへの対応について考えることが、
  良い意味でその癖を身に付けることが出来るのです。それが試合ではっきり出るのです。

   タイミングの良いボールへの対応が出来れば、
  先ずは第一段階をクリアしたと考えて間違いないでしょう。
  それからはスイングをどう影響させるかになります。


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