イースターン・グリップ (Eastern Grip)
ラケット面を地面と垂直にして、握手をするようにグリップを握ります。
親指と人差指で作られるV字がグリップの縦の中心線に来ます。
グリップと手の平の接着部分が大きいため、力をラケットに伝えやすいため、
一般的には、初心者に勧めるグリップと言えます。
ただ、難点はフォアとバックではグリップチェンジが必要なことです。
また、グリップをマスターするには、
そのグリツプに適した打点を掴まなくてはいけません。
打点は、踏み込んだ左足(右利き)の横になります。このグリツプは、
グラウンドストローク、ボレーに適しています。
かつてアメリカの東部で広く使われていたのでイースタンクリッフと呼ばれているのです。
イングリッシュ・グリップ (English Grip)
コンチネンタル・グリップとも呼ばれています。ラケット面が地面と垂直になる状態で、
V字がグリップの中心線よりやや左側になります。このグリップの特徴は、
手首の動きの範囲が広く、ラケットヘッドにパンチを利かせることが出来るのです。
そのため、サービスやスマッシュには最適のグリップなのです。
腕力のない人には難しいのですが、グリップチェンジを殆どしなくても良いと言う
利点があります。
インパクト (Impact)
スイングの中で、レディポジションからの流れの一つと思ってください。
ボールがラケットに当っている時間は、1000分の8秒、
長くても100分の4秒と言われています。
この一瞬にボールのスピード・方向・回転が決められるわけです。
このボールとラケットの当たる瞬間には、全力でラケットを一瞬握り締めるのです。
全身の力をグリップに集中するからこそ、力のあるショットが生まれるのです。
インサイド・アウト (Inside Out)
アウトサイド・インに対して言われるものです。スイングの軌道が身体の側から
フォワードスイングによって、身体の外側へラケットが押し出されていく状態を
指しています。
フラットやトップスピンは、このスイングでなければ打ち出すことが出来ません。
何故ならラケットが外側に出て行かなければ、
生きたボールを打つことが出来ないからです。
インプレー (Inplay)
サービスからポイントが決まるまで。
また、アンパイアが中断をコ−ルするまでを言います。
例えば、同じネットインでも、サービスのネットインは中断しますが、
ストロークなどサービス以外のネットインは、そのまま続行します。
これの状態をインプレーと言います。
インジュリー・タイムアウト (Injury Time-Out)
国内大会においては、1試合に1回、「明らかな事故によるけが」をしたときは、
3分間の治療を受けることができます。
治療を要求できるのは、事故直後からエンド交代までの間です。
治療できる場合
・転倒、衝突などの事故による結果生じたけが
・プレー中の出血、捻挫、肉離れ
治療できない場合
・病気や体調不良・疲れ
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