ウイニングショット (Winning Shot)
そのプレーヤーの最も得意とするショットを指します。
このショットなら確実にポイントを獲得できるという、自信のあるショットのことです。 また、勝利の決定打となった場合に一般的に使われるようです。得意技というもので、
頂点を目指すなら絶対に必要なものと心得てください。
ウィンブルドン (Winbludon)
イギリスのロンドン郊外にある都市の名前です。
世界でもっとも権威のあるテニスの競技大会が当地で毎年行われます。
内容は全英テニスオープンを指します。テニスプレヤーにはメッカであり、
ここのセンターコートでプレーするのは、大変な名誉だと言われています。
時期的に雨に悩まされることが多いのですが、
コート整備の素晴らしさは他の追従を許さない存在です。
ウェスタン・グリップ (Western Grip)
ラケットの握り方のひとつ。地面に置いたラケットのグリップに、
てのひらをそのまま下ろして拾い上げる厚い握り方で、
現在のパワーテニスを象徴するトップスピンの強打に適したグリップです。
握りを上から見た場合、手首とラケットの作る角度が小さいため、
リーチは短くなります。かつてアメリカの西部で広く使われていたことから
ウェスタングリップと呼ばれているのです。
このグリップは、グラウンドストロークには適していますが、
ラケット面を上向きにしづらいので低いポールを打つのが困難です。
ソフトテニスでは極めて標準的なグリップとなっています。
ウォーミングアップ (Warming Up)
ウォーミングアップは次のような効果があると言われています。
?筋肉の温度を上げる。?関節の可動域を高める。?ケガの予防になる。
?心理的に適度な興奮を引き起こし試合に熱中できる。
テニスでは試合前に5分間ほど、相手とグラウンドストローク、ボレー、スマッシュ、
サービスとすべてのショットを一応打ち合うことができます。
これをウォーミングアップと勘違いしていませんか。
そうではなく、コートに入る前に軽く汗ばむ程度まで体を動かして、
「プレー」の声がかかったら、いつでもOK戦闘準備完了が本来の姿です。
【教訓】寒さが厳しいとき、ウォーミングアップが不十分と思ったら、
トスに勝ってもリターンをとる。
具体的には、心拍数を安静時の60〜70/分から110〜120/分ぐらいまで高め、
軽く汗ばむ感じになるくらいにしておきましょう。
ウオッチ (Watch)
ボールの勢いから考えて、アウトになると判断したら、
打球しないで見送る動作をいいます。
きわどい判断は試合の経験の中から培われるもので、
大事な動作であることを認識しなければなりません。
ダブルスで、前衛がネットにいてボールに対処する場合、
後衛がその判断を伝えるとき、前衛に注意を促すために使う言葉です。
「アウト」と「イン」の判断は、2ポイント違いますから、注意が必要ですし、
ボールのジャッジメントを養う上で大切なのです。
ウォーク・オーバー (Walk Over)
対戦相手が現れNoShowとなった場合、
および試合前に相手が何らかの理由で失格となった場合で、
ラッキールーザーによって補充もされなかった場合にウォーク・オーバーとなり、
試合をせずに次に駒を進めることができます。
ウッド (Wood)
ラージサイズのラケットが開発されるまでは素材として主流でした。
当初は一枚板で作られていましたが、
フレームがストリングスの張り方とか湿気の関係等で反り返ったものです。
また、スロートの部分でヘッドが折れるようなこともありました。
その後は接着剤が開発され、薄板を数枚合わせたラミネーテッド・ラケットが
出るようになったのです。ウッドには自然素材ならではの感触がありますが、
いまは殆ど姿を消しています。
衰退の原因はラケットヘッドの大型化による重量の問題とされています。
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