ダイレクト・アクセプタンス (Direct Acceptance)
メインドロー(本戦ドロー)に予選なしで直接受け入れられること。
最新のランキングに基づき決定されます。
タイム・バイオレーション (Time Violation)
うっかりして20秒、90秒違反したときには、
タイム・バイオレーションが課せられます。
ダブルエントリー (double entry)
大会への参加申し込みを“エントリー”といいますが、
同一期間内(本戦の日程が1日でも重なっている大会)に行われる2つ以上の
大会に参加申し込みをする“ダブルエントリー”は、倫理規定違反です。
棄権(大会に参加し、途中で試合を放棄すること)するかもしれない大会への
参加申し込みも禁止されています。
ダブルヒット (double hit)
インプレー中にラケットで2度以上ボールに触れた場合をいいます。
ダブルス (Doubles)
味方は二人、相手も二人、計4人でするゲームの形式です。
男性だけの男子ダブルス、女性だけの女子ダブルス、
女性と男性の組み合わせでのミックスド(混合)ダブルスがあります。
ダブル・ハンド (Double-Hand)
グリップは、右手がコンチネンタルグリップ、左手はイースタングリップの
フォアハンドが理想的と言われています。いわゆる両手打ちとなるわけです。
このグリップはバックハンドで常識的に使用されていますが、
そのメリット・デメリットを見てみましょう。
○メリット ラケット面が安定するので強打が出来る
打点が後ろになるので準備が遅れても対応出来る
打球のコースが予測されにくいトップスピンが打ちやすい。
○デメリット (リーチボールに届く範囲)が短くなる
そのため体への負担が大きくなる
スライスが打ちにくい
短いボールに十分な対応が出来ない
最近、プロでもシングルハンドが見直されてきています。
いま一度ダブルハンドの方は、自分にあったフォームを研究しましょう。
ダブルス・コート (Doubles-Court)
シングルスコートより、アレーの部分が1.37m左右に広がります。
後はすべてシングルスコートと同様です。
ラインの寸法は、すべてラインの外側から測ります。
ダブル・フォルト (Double-Fault)
サービスの1stを失敗し、2ndも失敗して失点となることを言います。
サービスキープがテニスのゲームでは基本ですから、
攻撃となるサービスでダブルフォルトは致命的な結果となります。
2ndに絶対的な安定性を持つようにすることが大事です。
タイブレーク (Tie-Break)
ゲームデユースが、果てしなく繰り返されるのを防ぐため、
1970年の全米オープンから採用されたシステムです。
ゲームカウントが6オールからと8オールから行なうものがあり、
ポイントも9ポイント制、12ポイント制があります。
本来は6ゲームのとき、6ゲーム・オールになったあと、
どちらかが2ゲームをリードしなければ勝敗は決したことになりません。
しかし、時間がかかり過ぎるからと考案され
現在では世界のビッグゲームでも採用されています。
基本は、あらかじめ合計ポイントを9点とか12点とか決めておき、
9ポイント制なら5ポイント。12ポイント制なら7ポイントを先に
取ったほうが勝ちというシステムなのです。
ダウン (Down)
リードされている場合に使用します。「1セットダウン」と言えば、
相手に1セットリードされている意味になります。「アップ」の反対語となります。
ダウン (Down) & ラフ (Rough)
ラケットのストリングスを張ってある裏面のことです。
飾り糸のあらい面を指し、表面はスムースと言います。
判断させるために化粧ひもや商標でわかるようにしています。
試合前にサービスやコートの取得権を明確にするためラケットを回転させ、
ラケットの回転を止める前相手に「スムース」「ラフ」を選択させます。
または「アップ」「ダウン」とも言う
ダウンザライン (Down-the-Line)
サイドから相手コートのサイドに、ストレートのパッシング・ショット等を
打つことです。また、アプローチ・ショットでサイドを狙いながらネットへ付く
場合を言うこともあります。これらはウイニング・ショットの一つですから、
チャンスに活用すると効果は大きくなります。
タンデムフォーメーション (Tandem-Formation)
サービス側で、ネットプレーヤー(前衛)がサーバーと同じコートサイドに
位置することです。変形フォーメーションでオーストラリアン・フォーメーション
とも言いますが、レシーバー側のリターンがフォアサイドに集中する場合とか、
異常にフォアハンドが強烈な場合、それに対する防御策として考えられたのです。
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