セット (Set)
試合を構成する単位で、一般的には4ポイント獲得してゲーム、6ゲーム獲得して
セットとなります。さらに3セット・マッチなら2セット、5セット・マッチなら
3セット獲得して勝ちになります。最近はテニス人口の増加もあって、
6ゲーム・1セットや8ゲーム・1セットが多くなりました。また、
2ゲーム差以上をつけての6ゲーム先取か、5ゲーム同点後の2ゲーム連取か、
タイブレーク方式等で勝敗を決することになります。
セミラージ (Semi-Large)
ラケットは、レギュラーからデカラケへと形状が変化しました。それぞれの良さは
ありますが、現在では両方の良さを備えたセミラージ(ミッドサイズ)を使う選手が
増えつつあります。スイートスポットの、幅広さによるボールの不安定さを避ける
ためでしょうか。
セットオ−ル (Set-All)
セット・カウントが同じになることで、3セットであれば1:1となり、
5セットならば2:2と平行カウントになる状態を言います。
セットの勝敗を決定する最後の1点をセットポイントと言います。
センター・ストラップ (Center-Strap)
テニスでは、ネットの中央部の高さを一定に保つため、白色のストラップを
使用します。このためネットの中央部は0.914mで固定されます。
ポールの高さは1.067mですから、中央部は0.153m低いことになります。
それだけにボールの狙い処である部分ではあります。
センター・セオリー (Center-Theory)
相手コートの中央部に的を絞った戦術を言います。ダブルスでよく使われる言葉ですが、
中央部分は センターゾーンはストラップで押さえられて低くなっている。
ダブルスでは選手が交錯しエラーの発生が高くなる。
両サイドを守ろうとする意識が強くなる。等の状況から
センターアタックが基本的な戦術として採用されているのです。
セミウェスターン (Semi-Western)
ラケットの握り方のひとつです。ウェスターン・グリップよりも、V字が左寄り
になります。トップスピンのかかった、強いボールを打つハードヒッターには
適したグリップですが、ネットプレーやバックハンド・ストロークでは握りを
変えなければなりません。
セルフ・ジャッジ (Self-Judge)
特に審判員をつけず、対戦者同士がボールのセーフやアウトをお互いに判定し合う
便宜的な方法です。一般の練習試合やクラブ・テニスのゲームでは、この方法が
普通になっていますが、自分に甘く、他人に厳しくなりやすい判定方法ですから、
十分に注意をしなければなりません。マナーが非常に重視されるものでもあります。
センターマーク (Center-Mark)
両サイドのベースラインの中心点につけられているマークです。これはサーバーが、
相手コートへサービスを入れる場合の立つ位置の限度を示すものです。
セカンドサービス (Second-Service)
最初のサービスを失敗し、2回目に行うサービスを言います。サーバーには、
このように2度のチャンスが与えられています。サービスキープが必要である理由が
お分かりになるでしょう。
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