トイレットブレーク (toilet break)
トイレや着替えのための中断で、国内大会では5分間とされています。
トーナメント・ディレクター (tournament director)
トーナメント委員会のメンバーとしてプレーヤーにあらゆる便宜を図ります。
トス (Toss)
試合開始前にサービスかサイドかを決める方法を言います。
ラケットのヘッドを下にして回し、スムース(表面)ラフ(裏面)のいずれかを
回さない方が選択する。または、コイントスで判断する場合もある。
いずれも地面に落ちた状況によるもので途中でそれを妨げてはいけません。
また、サービスのときにポールを空中に放り上げる動作はトスアップと
言いますが、簡単にトスとも呼びます。
トスアップ (Toss-Up)
サービスのとき、打球のためにポールを頭上に高く上げることを言います。
サ−ビスの如何はこのトスによって大半を占めるほど大事なものです。
ルールでは手で受け止めれば何度トスをしても違反ではありませんが、
その都度レシーバーは構えるのでエチケットから言っても注意するべきでしょう。
ドロップショット (Drop-Shot)
ボールにアンダースピンをかけ、ネット際に落とすショットです。
極端に言えば打った方向へもどるようなバウンドをします。
多くは強打すると見せかけて相手の油断をついて、ネット際に落とす短いポールで、
奇襲戦法のひとつです。それだけにモーションを読まれてしまえば
ボールに力がないため、手痛い反撃に会う危険性があります。
ドロップボレー (Drop-Volly)
相手がベースラインに下がっているときなどに、ネット際へ落とすボレーです。
スライス面で、インパクトの瞬間にラケット面に、微妙なタッチがを与えるので
弾まないボールになり、ポイントを上げることが出来ます。ドロップショットと
同じようにタッチの微妙な感覚は教えられるものではなく、練習以外に習得する
方法はないと思います。
トップスピン (Top-Spin)
ポールを、ラケットで上方にこすりあげて、激しい順回転をボールに与えます。
当然球質はドライブ回転となります。いまはグリップをウエスターンか
セミウエスターンにして、高い打点からポールを叩くように強い順回転を与える
ストロークです。現在のパワーテニスを代表する打法と言えるでしょう。
トップスピン・ロブ (Top-Spin-Lob)
前進する相手の逆を付くように高さはあまり必要なく、タイミングを考えて
瞬間的にあげるロブです。攻撃的なロビングといわれます。これはトップスピンが
加わっていますから、一旦頭上を越すと大きく弾み返球することは不可能に近い
のです。パッシングショットを警戒しながら、前進してくる相手には試みて良い
ショットではないかと思われます。
トップヘビー (Top-Heavy)
同じ重量でありながら、バランスからラケットの先端部分が重いものを言います。
このようなラケットは、小回りは利きませんが、力強いショットを生み出し、
どちらと言えばパワーヒッター向きと言えるでしょう。
現在の風潮ではトップライトが主流と言われています。
ドライブ・ボレー (Drive-Volly)
グラウンドストロークのスイングで、ボールにトップスピンを掛け、
相手コートに打ち込むボレーです。使用する場面は、グラウンドストロークの
打ち合いから、相手が体勢を崩したとき、その返球を落として打つと、相手に
時間的な余裕を与えると判断したときはネットに詰めながら行うと効果があります。
ドライブ (Drive)
ポールの上部を打ち順回転を与えるものです。逆にスライスは中央部から下部
に掛けて逆回転を与えるもので、従来はこれが対比して使用されていました。
現在はトップスピンという表現に代表されるようです。
ドリブル (Dribble)
ラケットにボールが2度以上触れることで、ルール上では失点とされていましたが、
JTAルールでは、「故意に二度」に注目し、瞬間的な動作でのドリブルは
認められるようになったのです。
ドロー (Draw)
参加者数が4・8・16・32・64・128または、それ以上の2の累乗の
ときプレヤーは、一定のパターンによって勝ち抜き方式で対戦します。しかし、
参加者数が2の累乗でない場合は、1回戦で対戦相手のないプレーヤーが出ます。
これをバイと言います。また、別に引き分け試合を言う場合もあります。
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